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がんに関する基礎知識 女性がん講座 「乳がんを学ぶ」

がんに関する基礎知識 女性がん講座 「乳がんを学ぶ」

Q1:乳がんってどんな病気なの?

A:乳がんは女性の30~64歳でがんの死亡原因第1位※1です。

女性特有のがんで最も発症数が多い乳がんは、12人に1人がかかる※2といわれていて、若い女性でも発症する可能性があり、早い年代から注意が必要な病気といえます。

※1 国立がん研究センターがん対策情報センター 人口動態統計によるがん死亡データ(1981年~2012年の合計数)
※2 公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計'14」

Q2:乳がんの生存率はどのくらい?

A:早期発見できれば生存率は90%以上です。

乳がんの5年相対生存率※2 ステージ※1 Ⅰ期:99.8%,Ⅱ期:95.2%,Ⅲ期:78.6%,Ⅳ期:30.5%

乳がんは、早期(ステージ※1 I期)の生存率は90%以上※2。早期に発見し、早期に治療を開始した方が生存率は高くなります。

※1 臨床病期もしくは病期と呼ばれるもので、がんの進行度を分類するものです。数字が大きいほど進行したがんを表します。
※2 公益財団法人がん研究振興財団発行「がんの統計'14」
全国がん(成人病)センター協議会加盟施設における5年生存率(2005~2006年診断例)

Q3: 乳がん治療は、かならず乳房を全部切除しなければならないの?

A:現在はできるだけ乳房を温存する治療が多くなってきています。

かつて乳がん治療といえば、乳房を大きく切除してしまうのが主流でした。
しかし昨今の乳がん治療の進歩により、乳房を残す治療法が選択されるようになっています。
乳房温存療法も乳房切除術もがんの広がりによって、腋の下のリンパ節を切除することがあります。

Q4: 乳がんの費用負担は手術だけ?

A:乳がんは術後のケアにも費用がかかる場合があります。

乳がんの術後ケア例(1)乳房再建

女性にとって、乳房を失うことは、身体の変化以上に心にも負担がかかるものです。失った乳房を手術で再建する方法があります。
乳房再建には、以下2つの方法、またはこれらの方法が併用して行われる場合があります。

  • 筋皮弁法
    お腹や背中などの組織(自家組織)を移植する方法。
  • インプラント法
    人工乳房を胸に挿入する方法。

※乳房再建術は、乳房の切除術(乳房温存療法などの乳房の部分切除も含む)と同時に行う一期再建と、切除後一定期間おいて行う二期再建があります。

乳がんの術後ケア例(2)リンパ浮腫

リンパ節を取り除く手術を行った場合、リンパの流れが悪くなるので腕や手にむくみ(浮腫)がでることがあります。 リンパの流れを良くしたり、むくみを解消するために、むくみ防止用の弾性サポーターを使用したりマッサージを行う場合があります。

乳がんの術後ケア例(3)脱毛

化学療法の副作用のために髪が抜けてしまうことも。化学療法が終了すれば、いずれは生えてきますが、その間はかつらや帽子などが必要となることもあります。

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