がんのこと

山下弘子さん 肝臓がんを経験 〜 がんになって、いい子をやめました。③

山下弘子さん 肝臓がんを経験 〜 がんになって、いい子をやめました。③

がんがあったからこその幸せに注目する。

友人と先生に祈ってもらってから、手術後、聖書をもう一度開いてみました。「敵を愛しなさい」「神様は乗り越えられない試練は与えない」「乗り越えられないときは、それから逃れるための道も共に送ってくださいます」とありました。それを読んでいるうちにがんに感謝してみよう、という考えになりました。がんがあったから、母との関係がよくなった、いろんなことに挑戦できた。がんを敵として排除するのではなく、がんがあったからこその幸せに注目したほうが、自分が幸せになれる。だったら、そうしよう。人生の道理を教えてくれたがんに感謝して、共存しよう。とそのときは思っていました。

がんって全く支障のないところにあれば、命に影響しないんじゃないかと思うんです。そういう考え方をすれば、がんと共存する道だってあると思いました。当時の私はがんを全く憎んでいなかったし、がんに感謝の気持ちすら覚えていたのです。共存する思いが強すぎて、がんを治そうとする気持ちがいつしか弱まっていました。テレビ番組から取材を受けたり、講演したり、本を書いたり、がんに関連する、私なりの社会貢献活動を行っていました。

今は、がんから卒業したい。

さまざまな活動をしているうちに、こんな風に考えるようになりました。「がん患者」のままで自分は一生終えてもいいのか。私は「がん患者」ではなくて、がんである前に、一人の人間、一人の山下弘子でありたい。すると、がんと共存というのも違う気がしてきたのです。がんによって教えられた道理は自分の土台として定着しているので、がんがなくなってもこれらは消えることはない。だとすれば、感謝の気持ちで本当にがんから卒業したい。今は、早くがんを治したいと思うようになりました。

「弘子を応援するために丸坊主にしました。」Facebookにアップされた先生の笑顔。

薬の副作用なのか、原因はわかりませんが、治療のせいで髪の毛が抜けたこともありました。髪の毛って本当に大事で、バッサバサ抜けていくのが辛くて、泣きました。副作用って怖いと思ったし、すごく悔しくて、嫌で。外出するのも嫌になり、人と会いたくなくなり、私は誰かと会うことによって生きる喜びや幸せを感じていたので悪循環に陥ってしまいました。

そのとき、母校の先生が、どうしたら私を元気づけてあげられるだろうと考えて、私と同じように丸坊主にしてくれたんです。元々ショートヘアの体育会系の女性の先生です。Facebookで「弘子を応援するために、丸坊主にしました。イエーイ」というコメントが添えられた先生のものすごくいい笑顔の写真をみて、丸坊主でも笑うとこんなに素敵なんだ、外見だけでなく内面の美しさって大事だったんだな、と実感しました。そして先生を始め、いろんな方が、いろんな友達が落ち込んでいる私を心配してくれているんだと思うと、自然と立ち直ることができました。

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