がんのこと

「がんを経験された方のお話」 岐阜県 こうじさんのお話

「がんを経験された方のお話」 岐阜県 こうじさんのお話

がんを経験された方々の貴重な体験談を語っていただくシリーズです。
※がんを経験された個人の方のお話をもとに構成しており、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。

「実はがんになったみたいやわ」
2階に呼び出された父からこの言葉を聞いたとき、なんともいえない不安に襲われました。
僕は父と母と3人で仕事をしています。父から2階に呼び出されたとき、
また仕事のことで小言でも言われるんじゃないか、などと気楽に構えていたんですよ。

情報収集して、冷静になれた。

何が不安なのか、自分でもよくわからなかったのですが、本をいっぱい読んだり、インターネットで調べたりしていくうちにどんな治療法があって、どういう結果になるのか、多少なりともわかってきました。すると頭の中が整理されて、家族としては冷静になってきて不安が徐々になくなっていったのです。

父と母は、アフラックのがん保険の「プレミアサポート※1」の面談をうけました。父のがんの場合、どんな治療法があるのか、また、この東海地区ではどこの病院でその治療がうけられるのか、具体的に名前を挙げると同時に、自分たちの情報を整理してもらえて感激しました。カウンセラーの方は、治療や闘病生活に役立つ情報を教えてくれただけでなく、父を支える母にもやさしい言葉をかけてくださり、母は思わず涙ぐんだそうです。

がんの治療ってすごく悩む中で、信頼して相談できる人がいる、というのはありがたいことですね。

※1『プレミアサポート』は「新 生きるためのがん保険Days/生きるためのがん保険Days」等の付帯サービスで、(株)法研が提供するがん専門相談サービスです。

抗がん剤治療は、いつまで続くかわからない。

最初は手術をしたのですが、3年後にがんが再発。今度は肝臓の裏あたり、手術ができない場所にある、ということで抗がん剤治療が始まりました。抗がん剤って、お金がかかるんです。治療自体は、通院ですみます。週に一度病院で点滴。午前中で終わります。

手持ちのお金が減っていく不安というのは、ものすごく大きいもの。がん保険に入っていたおかげで、治療する分だけお金はでる。助かりました。

父が入っていたがん保険は通院保障が無制限ではなかったので、通院保障が無制限だともっといいのに、と思いました。父のがん保険は通院保障が3年分くらいにはなるけれど、いつかは終わってしまうというのが辛いんです。治療がいつまで続くかわからないけれど、保険があるから大丈夫って思えると、安心してがんと生きていけると思います。

がんとわかったとき、「とにかく仕事のことはいいから、任せてくれ。オヤジは病気と闘うことを優先してくれればいいよ」と言ったのですが、がん保険に入っていたからこそ言えたのかもしれません。入っていなかったら「もうちょっと仕事してくれへん?」ってたぶん言ってた。父の治療にも付き合わずに、もっとお金のために働かなくてはならなかったと思います。

先進医療※2「行ってこや」と父に言えた。

終わりがない抗がん剤治療から解放されるために、情報収集をしたり、セカンドオピニオンを受けたりした結果、父はある病院で先進医療※2の陽子線治療を受けることを選択しました。

やりたい治療があれば「行ってこや」と言うこともできる。「一緒についていくわ」というお金だってある。納得できる治療が受けられるって、本当に幸せなこと。入院ではなく、通院での治療となるため少しでも父が快適にすごせるように、と大浴場がついたビジネスホテルを用意してあげました。

※2「先進医療」とは、厚生労働大臣が認める医療技術で、医療技術ごとに適応症(対象となる疾患・症状等)および実施する医療機関が限定されています。また、厚生労働大臣が認める医療技術・適応症・実施する医療機関は随時見直されます。

がんには家族で向きあう。

本人は嬉しいことも、哀しいことも1聞いたことを10倍にして考えてしまうようで感情の揺れ幅が大きいので、そこを抑えるのも家族の大事な仕事ですね。あと、都合が悪いことはスルー。「そんなこと言ってたっけ?」みたいな。先生から病状や治療について説明があるときのポイントポイントには家族としてついて行ってあげないと、と実感しています。

がんは本人だけの問題ではなく、実は家族で向きあう問題。母も、朝晩人参ジュースをつくったり、何の味もない野菜スープを作り続けたり、父を信じて寄り添っています。僕も、父の諦めない姿を見て、自分も諦めたらいかんな、と。「オヤジ、すごい」と尊敬する瞬間もあります。これまで親子で仕事をしてきてぶつかることも多かったのですが、家族でがんと向きあって、おたがい信頼しあう関係に変わってきたように思います。

がん経験者のうち5割以上の人が、抗がん剤治療などの化学(薬物)療法を受けています。

がん経験者のうち、実際に抗がん剤治療などの化学(薬物)療法を受けた人の割合は5割以上に達しています。がんは日本人にとって身近な病気のひとつです。いざという時に備えるためにも、がんについて、考えるきっかけにしてください。

化学(薬物)療法(抗がん剤治療など)経験者

54.6%

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