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消費税アップを目前に控え、いまは家計を見直す絶好のチャンスかもしれませんね。まずはお手持ちのクレジットカードを整理してみては?そこで今回のマネーコラムでは、お金のプロ、ファイナンシャルプランナーに、賢いクレジットカードとの付き合い方を教えてもらいました。
マネーコラム ファイナンシャルプランナーによる、これだけは知っておきたい「おかねのはなし」

ここで差がつく?クレジットカードとの賢い付き合い方

クレジットカードは手元に現金がなくても買い物ができて、利用金額に応じてポイントやマイレージが貯まる便利なカードです。近年では、スーパー、コンビニ、レンタルビデオ店、スポーツクラブなどの会員(ポイント)カードとして、使われることも多くなりました。しかし持ち過ぎてしまうと、思わぬ弊害が生じたり、知らず知らずのうちにリスクを抱えてしまっていることも。保有枚数が増えることの問題点とカードと上手に付き合っていくためのコツを紹介します。柳澤 美由紀 さん CFP®/一級ファイナンシャル・プランニング技能士
コラムINDEX
「ポイントを貯めたい!」普段使いのカードをどう選ぶ?
不正利用にご注意!
盗難・スキミングの被害に気付きにくい!?
キャッシングの意外な罠!
教育ローンや住宅ローンの審査に影響することも?
手持ちのカードを整理するときの、
チェックポイントは?

「ポイントを貯めたい!」普段使いのカードをどう選ぶ?

財布の中に何枚もクレジットカードを入れている人は少なくありません。ポイントカードと合計すると30枚以上持ち歩いている人も珍しくないようです。

ただ、保有枚数が多くなるといろんな問題が生じます。もっとも生活に直結しているのは散財しやすくなる点です。

スーパーなどが発行するクレジットカードを何枚も持ち歩き、お店ごとに使い分けている人がいますよね?

なぜそんなことをするのかと聞くと、「ポイントを効率よく貯めたいから」と言われます。実はこれが問題です。

たとえば、「本日ポイント10倍」などの札が掲げてあると、脳が「お得だ!」と認識します。ポイントを貯めたくてカードを持ち歩いているわけですから、ちょっと寄って行こうか、となりやすくなるわけです。

上手な買い物は「必要な品物をできるだけ安く買う」ことです。しかし、ポイント機能のあるクレジットカードを持っていることで、「ポイントをたくさん貯めたい」という思考に切り替わり、「必要なモノを安く買う」という本来の目的が薄れてしまいます。すると、ポイントを貯めるために買い物をするようになり、買い過ぎ=浪費が起こりやすくなります。

ちなみに、「ポイント10倍」というとすごくお得に感じますが、割引率に換算すると、それほどではありません。クレジットカードのポイント還元率(利用した金額からいくらの金券がもらえるかを表したもの)は1%が標準です。

還元率1%のカードが「本日10倍」になったとしても、1000円相当の買い物をして100円分のポイントが次回以降の買い物のときに利用できるにすぎません。1割引の商品であれば、その場で100円安くなって終わりです。しかしポイントの場合、もう1度お店で買い物をしないと100円の割引を受けられません。私たちの脳は「ポイントを使わないともったいないから、また何か買わなくちゃ!」と意識するようになり、あまり必要でないものまで買ってしまいやすくなります。

お店に訪問する回数に比例してそのお店で買い物をする金額が増えるのは、マーケティングの常識です。だから、お店側はわざわざポイントカードやポイント機能付きのクレジットカードを作って配っているのです。

しかも、クレジットカードは手元に現金がなくても買い物できるので、浪費に拍車がかかりやすくなります。

財布の中には日常的によく利用するカードだけを入れておくか、ポイント還元率の高いカードを1枚入れておくのが、賢い使い方です。

自分が誘惑に弱いタイプだと思うなら、普段はカードを持ち歩かずに、洋服や家電などのある程度まとまったお金を払う買い物をするときだけ、財布にカードを入れるようにしましょう。

図表/ポイント還元率の計算方法

図表/ポイント還元率の計算方法

不正利用にご注意!盗難・スキミングの被害に気付きにくい!?

クレジットカードの保有枚数が多いと、盗難にあったり、カード情報を抜き出して複製される「スキミング」被害にあったりしても被害に気付きにくくなります。

大半のカード会社では、紛失・盗難などで不正利用された場合、届出より60日前からの損害を補償するしくみになっていますが、届出が遅れることで補償の対象外になってしまうこともあるので注意しましょう。

キャッシングの意外な罠!教育ローンや住宅ローンの審査に影響することも?

クレジットカードにはショッピング機能のほかにキャッシング機能が備わっています。通常1枚につき10万円~100万円程度の利用枠があり、その範囲内であれば即日借り入れができるものです。

一方、教育ローンや住宅ローンの借り入れをするとき、融資先である金融機関はきちんと返済できる状況なのかを審査します。年収や勤務年数はもちろん、クレジットカードの支払いが滞っていないか、リボ払いや分割払いを利用していないか、などをチェックしていくのです。

そして、年収に占めるローン返済額の割合(返済負担率)を出し、そこから逆算してこの人にどれだけお金を融資するか(融資可能額)を決めます。

返済中のローン(マイカーローンやカードローンなどの無担保ローン、携帯電話の分割払い含む)についてはローン返済額から差し引いて、融資可能額を算出します。

このとき、金融機関によっては、使っていないキャッシングの利用可能枠を「将来借りる危険性がある」という理由で融資可能額から差し引いているところがあるのです。

つまり、キャッシング利用枠のついたクレジットカードをたくさん持っていると、借りようと思っていた金額を借りられない、という事態に陥る可能性が高まることになります。

ローン審査は複合的に判断しますし、結果にいたった理由を本人には伝えないので、正確なところはわかりません。

ただ、金融機関勤務の知人に問い合わせたところ、「使い方に問題がなければ、カードの枚数は考慮しない」との返答があった一方で、「不要なカードは解約するのが賢明」との答えもありました。

神経質になりすぎることはないと思いますが、より有利な条件でローンを組もうと思ったら、不要なカードを解約するか、カード会社に電話をしてキャッシング枠を0円に変更しておくのがよいでしょう。

手持ちのカードを整理するときの、チェックポイントは?

最後に、残すカードと解約するカードを振り分けるポイントを紹介しましょう。

まずは、あなたのカードをVISA、JCB……というようにブランドごとに振り分けます。

あとはそれぞれの中でポイント還元率や付帯サービスを比較して、もっとも有利なものを1枚選択しましょう。

ブランドごとに1枚持っておくと海外に行ったときに重宝します。

海外に行く機会がほとんどなければ、「ポイント還元率」と「利用頻度」を基準に選びましょう。

ネットショッピングで使うことが多いのであれば、ネットに強いカードを選ぶ。近所のスーパーや百貨店、家電量販店で使うことが多ければ、そこのカードを残しておくと効率よくポイントが貯められますよ。