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給付金・保険金のお支払いまでの期間と必要な手続き

保険に加入をすると万が一のときや入院や手術をしたときに給付金や保険金を受け取ることができます。しかし、いざ給付金や保険金を受け取ることができるタイミングになったときにどのような手順で申請し、いつ頃支払われるのかなど、わからないことが多いのではないでしょうか。
今回は給付金・保険金が支払われるまでの流れと期間についてご紹介します。

給付金・保険金請求の手続きの流れ

給付金や保険金を請求するタイミングが来たら、どのような手順で申請すればいいのでしょうか。順を追ってみていきましょう。
一般的に、請求書類を郵送で取り寄せ・返送を行う方法と、請求書類を公式サイトからダウンロードして、郵送で返送する申請方法があります。また、インターネットで手続きが可能な保険会社もあります。

1.郵送でのお手続き(取り寄せ・ダウンロード)

紙の請求書類とともに必要書類を添えて保険会社へ郵送する方法です。請求書は取り寄せるか、保険会社の公式サイトからダウンロードして家のプリンターなどで印刷することで用意します。

2.インターネットでのお手続き

請求書やその他の必要書類を郵送せず、すべてインターネットで請求を完結する方法です。保険証券番号や名前、給付金や保険金を受け取る口座情報などの必要事項をフォームから入力します。必要書類を撮影のうえ、アップロードして申請します。保険会社によって規定が異なるため、必ず利用条件を確認しましょう。

アフラックでは郵送(取り寄せ・ダウンロード)・インターネットでご請求を受け付けています。

給付金・保険金のご請求
給付金・保険金をご請求いただく際の、お手続きの方法をご案内します。
郵送でのご請求手続きの流れ
郵送で給付金・保険金をご請求いただく際の、お手続きの流れをご案内します。
インターネットでのご請求手続きの流れ(給付金デジタル請求サービス)
給付金デジタル請求サービスを利用して給付金をご請求いただく際の、お手続きの流れをご案内します。

給付金・保険金が支払われるまでの期間

請求書と必要書類を保険会社へ送った場合、どれくらいの期間で支払われるのでしょうか。
こちらは保険会社によって異なり、各社原則が定められています。例えば郵送の場合は書類が保険会社に到着した日の翌日から、インターネットの場合は送信した情報を保険会社が受領した日の翌営業日から起算して5営業日以内に指定の振込先口座に支払われるという形がとられます。

給付金が支払われない場合とは?

医療保険やがん保険などの給付金を請求する際に、情報に不備がある場合や支払事由や告知義務違反などのルールに反している場合、給付金が支払われないことがあります。
給付金が支払われない場合がどんなときなのか、確認しておきましょう。

<支払われない場合(一例)>

1.支払事由に該当しない場合

保険の約款に定められている支払事由に該当しない場合、給付金などは支払われません。例えば、責任開始期よりも前に発病した病気や生じた不慮の事故によるケガなどによって入院・手術をしたときなどです。また、治療を目的としない入院なども該当しません。

2.免責事由に該当した場合

支払事由に該当しても、免責事由に該当した場合は支払われません。免責事由とは、保険会社が給付金などの支払いを免れる事由のことです。例えば、契約者や被保険者の故意または重大な過失、被保険者の精神障害や泥酔の状態を原因とする事故などです。

3.告知義務違反による解除の場合

疾病がある場合、保険契約時には告知義務がありますが、告知漏れがあった場合どうなるのでしょうか。例えば肝硬変で通院していたことを告知漏れして保険に申し込んだ後、肝臓がんで入院した場合です。肝臓がんは肝硬変が原因となり発症したと考えられるため、この場合、契約は解除され、入院給付金は支払われません。
ただし、脳梗塞で入院した場合には、肝硬変と医学的な因果関係がないため、入院給付金が支払われます。しかし、告知義務違反の対象になるため、契約は解除となります。

4.契約の失効の場合

保険料の払い込みをしておらず、契約が効力を失っているときに入院をしても、給付金などは支払われません。ただし、保険によっては保険料払込の猶予期間というものが設けられており、その期間内であれば、保険契約は失効していません。期間内に入院した場合には入院給付金などが支払われます。

5.重大事由による解除の場合

保険が重大事由によって解除されることがあります。例えば、給付金を詐取する目的で事故を起こした場合や、保険金請求時に詐欺行為をした場合です。この場合には当然、給付金は支払われません。また、他の保険契約と重複しており、保険金額の合計が過大になった場合にも支払われない可能性があります。

6.詐欺による取消し、または不法取得目的による無効の場合

詐欺や給付金を不法に取得する、取得させるなどの目的で契約した場合などは、契約取消もしくは無効になります。この場合は、給付金などは支払われないのはもちろん、すでに払い込んだ保険料も払い戻しはされません。

給付金や保険金などのご請求方法やお支払いに関する理解を深めていただくため、お支払いする場合・できない場合の具体例を掲載しています。

以下のPDFをご覧ください。

給付金等のお支払いについて

まとめ

給付金や保険金を受け取るまでの流れについて、ご理解いただけましたでしょうか。請求方法は郵送だけではなく、インターネットでできる場合もありますので、加入している保険会社の公式サイトを確認しましょう。
また、保険金が支払われない場合があることを認識し、事前に確認しておくことをおすすめします。

(2021年6月更新)

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