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終身医療保険の特長やメリット

生命保険には加入しているけれど、医療保険には加入しておらず検討中という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
医療保険も生命保険同様「終身」型があります。この終身医療保険にはどのような特長があるのか、どのような支払い方があるのか、ライフステージごとのメリットを解説します。

終身型と定期型

医療保険はその保障が続く期間によって、終身型と定期型の2種類のタイプに分かれます。終身型は一生涯に渡って保障が続き、定期型は一定の期間や一定の年齢など定められた期間だけ保障が続くものです。定期型には満期があり、通常は更新していきます。

終身医療保険とは

終身医療保険とは、一生涯に渡って保障が続く終身型の医療保険で、病気やケガで入院や手術となった際に給付金を受け取ることができます。
医療保険の中には特約がついているものがあります。特約とは、例えばがんや女性特有の病気などになったときに保障を厚くするものがあります。また、先進医療特約、入院一時金特約などもあります。

終身医療保険の保険料の支払い方

終身医療保険の保険料の支払い方は、主に次の3種類です。

1.一生涯払い続ける「定額タイプ」

一生涯定額の保険料を払い続けるタイプです。

2.60歳で保険料が半額になる「60歳半額タイプ」

一生涯保険料を払い込みますが、60歳以降は保険料が半額になるタイプです。

3.60歳で保険料負担がなくなる「60歳払済タイプ」

60歳までに保険料を払い終えるタイプです。60歳以降は保険料を払い込まずに医療保障が一生涯受けられます。

定額タイプのほうが毎月の保険料負担は少なくて済みますが、老後も払い込み続けなければならないため、老後の生活に負担がかかります。老後に保険料負担を減らしたい場合や無くしたい場合は、毎月の保険料負担は増えますが60歳半額タイプや60歳払済タイプを検討するとよいでしょう。

終身医療保険のメリット

終身医療保険のメリットは、保険料が一生涯定額であること、保障が一生涯続くことが大きいです。では、具体的にはどのようなメリットが得られるのでしょうか。それぞれのライフステージごとにみていきましょう。

1.独身者

一人暮らしの場合、病気やケガで入院した場合、収入が得られず生計を立てるのに支障が出てしまうため、医療保障で備えておくと安心です。葬儀費用の備えとなる死亡保障も必要なケースはありますが、生計を立てていくことを考えれば医療保障のほうが優先度は高いでしょう。
また、医療保障を一生涯に渡って受けたい場合は終身型にメリットがあります。ただし、自分が働いている間だけ、期間限定で医療保障を得たいと考えている方には、保険料を抑えられる定期型のほうが向いています。

2.既婚者(子なし・子独立後)

子どもがいない、もしくは子どもがすでに独立した既婚者の場合、死亡保険よりも医療保険の優先度が上がる場合があります。終身型にしておくと一生涯保障が続いて安心です。ただし、独身者と同様、期間限定で医療保障を得たいと考えている場合、定期型のほうが保険料を抑えることができます。

3.既婚者(子あり)

既婚で子どもがいる場合には、まずは万が一のことを考えて、家族の生活費や子どもの学費を考慮し、大きな死亡保障をつけておくことを優先すべきです。貯金があれば医療保障は必ずしも必要ないでしょう。ただし、自営業などで入院すると大きな損害が出るといった場合には、医療保障も重要になります。
最低限、医療保障を準備しておく必要がある場合、終身型にメリットがあります。保険料が一定のため、子どもの独立後も長きに渡って保障を受け続けたい方に向いています。

いずれにしても、一生涯保障が続き、支払う保険料の額が一定なのが終身医療保険のメリットです。将来、年金などで老後の安定した収入が見込める場合に有効といえます。
老後の収入に不安がある場合には、有期の支払い方法を選んでおいたほうがよいでしょう。

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定期医療保険(かけ捨て型)との違い

医療保険には、終身型と定期型があるとご紹介しました。定期型の医療保険は終身型とどう違うのでしょうか。

大きな違いは、定期医療保険は満期を迎えると保障が終了する点です。更新する場合は、更新時の年齢に応じて保険料が再計算され、上がります。終身型とは一定額を払い続ける点で異なります。

しかし、定期型は加入時点では保険料が安く済むことがあります。年齢やライフステージ、家族構成によって適するものが変わってきますので、その点、よく注意しておきましょう。

終身医療保険に解約払戻金はあるの?

死亡保障の終身保険は、解約すると解約払戻金を受け取ることができるものが主流です。しかし、終身医療保険は、保険料を安く設定する傾向があるため、解約払戻金がないものが一般的です。

まとめ

終身医療保険は一生涯に渡って医療保障が続く保険です。定期医療保険と異なり、定額タイプの場合は払い込む保険料は年齢によって変わることはありません。しかし、医療保障そのものが必要かどうかはライフステージごとに変わってきますし、場合によっては定期型のほうが向いているケースもありますので、検討してみましょう。

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(2023年9月更新)

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