Environment〈環境〉

環境経営の取り組み

当社は「生きる」を創るリーディングカンパニーを目指し、誰もが安心で健やかに自分らしく生きる社会の実現に貢献するため、持続可能な環境づくりに努めることの重要性を十分に認識し、環境保護の取り組みを行っています。
昨今の気候変動などの地球環境問題に対する企業対応の関心の高まりを受け、企業活動を通じた一層の戦略的かつ体系的な「環境経営」を推進するため、基本理念と具体的な活動指針を定めた「環境経営宣言」を2019年8月に制定しました。
当社は、この宣言に基づいて全役職員が一丸となり、環境に配慮した事業運営と社会貢献を行い、持続可能な社会と企業の成長の実現を目指すとともに、お客様やビジネスパートナー等の幅広いステークホルダーの皆様と継続的な対話や協働を行っていきます。

環境経営宣言

基本理念

アフラック生命保険株式会社は「『生きる』を創る」保険会社として、誰もが安心で健やかに自分らしく生きる社会の実現に貢献するため、持続可能な環境づくりに努めることの重要性を十分に認識し、行動倫理憲章および行動指針において、環境保護の取り組みを掲げています。
この理念のもと、当社は気候変動などの人類共通の課題である環境問題に対して、CSV経営の実践を通じ、継続的な取り組みを推進していきます。
当社が、事業活動を行っている地域のみならず、グローバルコミュニティーの礼儀正しいメンバーとしてこの取り組みを推進していくことで、これからも多くの方々の「『生きる』を創る」リーディングカンパニーを目指して、社会に貢献していきます。

活動指針

  1. 1事業活動における環境配慮行動

    事業活動やオフィス運営に伴い、省資源・省エネルギーを推進し、廃棄物削減やリサイクル、グリーン購入及び持続可能な資源調達に努めます。

  2. 2環境関連法規の遵守

    事業活動における環境保全に関する法規等を遵守します。

  3. 3環境啓発活動の推進と社会に対する貢献

    人類共通の責任として、全ての役職員および関連ステークホルダーの環境問題に対する意識の向上を促します。また、 社会の一員として、環境保全活動への助成をはじめとした社会貢献を積極的に推進し、環境問題に対して前向きに取り組みます。

  4. 4継続的な環境改善の推進

    環境の取り組みに関する目的・目標の設定を行い、活動指針の実施状況をモニタリングし、環境パフォーマンスを定期的に見直します。また、情報開示に努め、継続的な環境マネジメントシステムの改善に取り組みます。

2019年8月1日
アフラック生命保険株式会社 代表取締役社長

古出眞敏

環境経営推進のためのガバナンス

環境経営を戦略的・体系的に推進するために、「環境経営推進コミッティ」は、環境管理責任者の統括のもと、環境経営の実現に向けて、定期的に会議を開催し、全社の推進状況の確認や新たな施策の審議などを行っています。
この取り組みを全社に浸透させるために、全国の拠点のうち、20拠点に「総括環境経営推進者」を任命し、各拠点における環境保護活動を推進しています。また、社員参加型の環境経営の実施を目的に、社内公募メンバーから構成される「環境経営推進カウンシル」を設置し、各メンバーの知識や経験を活かして企画を立案し、施策を実行しています。
取り組み状況や検討課題は、当社の持株会社であるアフラック・インコーポレーテッドの取締役会*に対して年次で報告します。

  • *CSR・サステナビリティ委員会
推進体制図
推進体制図
環境経営推進カウンシル(2019年メンバー)
環境経営推進カウンシル(2019年メンバー)

ESG投資方針

当社は創業以来、コアバリュー(基本的価値観)に基づいたCSV経営を実践し、社会と共有できる価値を創造することで持続的な成長を実現してきました。
昨今、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの観点が企業の長期的な成長のために重要だというESGの考え方が世界的に広まってきていますが、当社のCSV経営は、社会的責任を着実に果たしたうえで、社会と共有できる価値を創造するという点において、このESGの考え方と一致しています。

当社の資産運用では、CSV経営の考え方に基づき従前からESGの要素が取り込まれていますが、上記の通り、昨今ではESGの3つの観点が企業の長期的な成長のために重要だという考え方がESG投資として社会に浸透し、機関投資家としてESG投資に関する考え方や取り組みを示すことで社会的責任を果たしていくことの重要性がより高まっています。
このような環境を踏まえ、当社のESG投資に関する考え方や取り組みを分かりやすく示すとともに、お客様・ビジネスパートナー・社員・株主・社会をはじめとするすべてのステークホルダーの期待に応えるため、当社はESG投資方針を策定し、ESG投資に関する取り組みをより一層強化していきます。

ESG投資基本方針

当社は、お客様への将来の保険金や給付金等のお支払いに備え、お客様からお預かりした保険料を安全かつ確実に運用するため、安定した収益が期待できる運用資産への投資を資産運用の中核としてきました。また、保険商品の長期にわたる負債特性に見合ったポートフォリオの構築を通じて、長期安定的な資産運用収益の最大化と財務の健全性の維持に努めています。
当社は、この資産運用方針における資産運用プロセスにESGの要素を組み込むことで、世界経済と企業の安定的な成長に寄与し、また社会的課題の解決に貢献することを目指します。

主なESG投資手法

  1. 1ESGインテグレーション

    当社は、投資の分析において、ESGスコアの活用や投資先企業との対話を通じて、ESG要素を考慮します。

  2. 2外部委託運用におけるESGデューデリジェンス

    当社は、外部委託先に対し、当社のESG投資の考え方や手続きを示すとともに、外部委託先の投資プロセスにおけるESG要素の考慮の状況を確認するため、外部委託先による年次レビューや評価等のデューデリジェンスプロセスの実施を求めます。

  3. 3ESGテーマ型投資

    当社は、社会的課題および環境問題の直接的かつ測定可能な解決に資する投資を検討・実行します。

  4. 4日本版スチュワードシップ・コード

    当社は、「日本版スチュワードシップ・コード」に関する取り組みを推進し、投資先企業との建設的な対話を行う中で、ESG要素を考慮します。

環境重点テーマと目標

当社は、環境経営を推進するうえで「環境重点テーマの特定」と「各重点テーマに関連する目標」を策定しています。
環境重点テーマの特定にあたっては、主要なESG評価機関による環境分野の評価項目等を参照し、当社に関連する環境課題を洗い出しました。さらに、推進担当部署である総務部、「環境経営推進コミッティ」及び「環境経営推進カウンシル」のメンバーとともに、洗い出した環境課題における当社にとっての重要性を検討し、優先順位付けを行い、3つの環境重点テーマ「気候変動への対応」「持続可能な資源利用」「ステークホルダーエンゲージメント」を特定しました。

気候変動への対応

当社は気候変動への対応を業界・業種問わず国際的な課題であると認識し、自社ビルのエネルギー使用量の削減とエネルギー効率の向上を通して、CO2排出量削減に取り組んでいます。

持続可能な資源利用

当社は事業活動を通して利用する資源のうち、紙資源の利用割合が高いため、今後はより一層のデジタル化やペーパーレス活動を推進していきます。

ステークホルダーエンゲージメント

全社的に環境経営を推進する風土を醸成するためには、社内外のステークホルダーとのエンゲージメントが重要であると考えています。まずは、役職員に向けた意識啓発と行動変容に取り組みながら、その他関連ステークホルダーと積極的なエンゲージメントを進めていきます。

環境重点テーマ 項目 目標
気候変動への対応 CO2排出量の削減 当社の国内保有物件(アフラックスクエア)のCO2排出量を2030年までに50%削減(2007年比)することを目指します。
【KPI】 CO2排出量(t-CO2
エネルギー(電気・ガス)
使用量の削減
当社の国内保有物件(アフラックスクエア)のエネルギー使用量を2030年までに60%削減(2007年比)することを目指します。
【KPI】 エネルギー使用量(GJ ギガジュール)
ビル認証の維持 当社の国内保有物件(アフラックスクエア)のLEED認証*の取得を維持します。
  • *LEED認証は一般社団法人グリーンビルディングジャパンによる認証制度で、環境性能の高い建築物等に与えられるグリーンビルディング認証です。
持続可能な資源利用 紙使用量の削減 当社の事業運営における紙使用量の削減を目指します。
ステークホルダー
エンゲージメント
社員啓発の実施 当社の役職員が環境教育研修を受講することを目指します。
当社の役職員が環境関連活動に積極的に参画することを目指します。

環境重点テーマへの取り組み

気候変動への対応

当社は、事業所の運営におけるエネルギー使用量の削減に向けて、複数の活動を展開しています。具体的には、自社ビルである「アフラックスクエア」におけるLED照明の導入や、照明・空調などの省エネ機器の取り付け、照明の間引きによる減灯等を行っています。そのほか、空調の適度な温度設定、昼休みの執務エリアの消灯、フロア移動時の階段利用の奨励、クールビズ運営、働き方改革に伴う時間外労働の削減などにも取り組んでいます。

CO2排出量とエネルギー使用量の削減

自社ビルである「アフラックスクエア」において、CO2排出量とエネルギー使用量の削減に努めています。

CO2排出量とエネルギー使用量の推移
CO2排出量とエネルギー使用量の推移
Scope1(化石燃料)とScope2(間接的に排出した電力等)
  • CO2排出量は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」及び「電気事業者別排出係数一覧」をもとに算出(暦年集計)。
SGSジャパン株式会社 検証意見書
第三者検証の取得
「アフラックスクエア」は、CO2排出量の実績報告の信頼性を高めるため、2019年のScope1とScope2のCO2排出量について、SGSジャパン株式会社による第三者検証を受けています。

環境に配慮した自社ビル管理

LEED認証システム 認証書類

2019年4月、「アフラックスクエア」が、世界で広く利用されている一般社団法人グリーンビルディングジャパンの認証プログラム「LEED認証システム」において、ゴールドレベルの認証(BuildingOperation and Maintenance)を受け、省エネや環境に配慮したオフィスビルとして認められました。今後もLEED認証の維持・向上に努めていきます。

持続可能な資源利用

当社は、事業活動による紙使用量削減を目指して、昨年から一部の部門において“No Paper 活動”をスタートしました。以前から推進しているモニター投影のみの会議等に加えて、主にコピー用紙の使用量の測定とそのデータの可視化を通して、紙使用量の削減及び紙を使用しない業務運営を実践しており、今後はこの活動を全社に展開していきます。
さらにお客様に対しては、Web約款やWeb手続きを積極的にご案内しています。

電子申込システム(デジモ)の推進

当社では、2014年から電子申込システム(現在は「デジモ2」)を通して、ペーパーレスで保険契約のお申込みができる体制を整えています。

Web約款の推進

Web約款

当社では、2014年4月よりWeb約款を導入し、紙使用量の削減に取り組んでいます。

Webでのご契約手続きの推進

ご契約者様専用サイト「アフラック よりそうネット」ダック

ご契約者様専用サイト「アフラック よりそうネット」(以下、「よりそうネット」)は、ご契約内容の確認や住所・電話番号の変更手続きなどの各種お手続きをスマートフォンやパソコンでご利用いただけるサービスです。お客様の利便性向上とともに、紙使用量の削減に取り組んでいます。

Webでのご契約内容確認の推進

「よりそうネット」にご登録済みのご契約者を対象に、ご契約者に郵送する「ご契約内容のお知らせ(アフラックメール)」に代わり、Web上でご契約内容をいつでもどこでもご確認いただける取り組みを推進しています。この取り組みをより一層推進することにより、お客様とのデジタルコミュニケーションの強化を図るとともに、紙使用量の削減にもつなげていきます。

ステークホルダーエンゲージメント

社員に向けた啓発活動を展開しています。社員一人ひとりが、国際的な環境問題や当社の事業活動による環境負荷を理解し、環境経営に向けた具体的な行動ができるようになることを目指しています。これらの取り組みは、社内公募メンバーから構成される環境経営推進カウンシルのメンバーが中心となって実施しており、今後も、環境保護に関する社員向けセミナー等の開催を通して社員啓発を進めていきます。

Aflac Smart Green ロゴ

AflacSmartGreenダック

当社役職員による投票によって、活動のシンボルマークである「Aflac Smart Green」のロゴを決定しました。このシンボルマークは、当社の全役職員が意識や行動を変えて、環境経営を推進していくための活動の象徴です。

e-ラーニング

環境経営に関するe-ラーニングを子会社を含むアフラック生命グループの全役職員を対象に実施しています。
企業を取り巻く地球規模の環境問題や当社の環境経営推進と役職員一人ひとりの心構えを学ぶことで、全役職員に環境経営の意識が根付き、行動変容につながることを目指しています。