Q1:子宮頚がんの原因って何?

A:HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が原因です。

性経験がある女性の約8割が一生に一度は感染するといわれているHPV(ヒトパピローマウイルス)が主な原因です。たとえHPVに感染しても、ほとんどは本人の免疫力によってウイルスは消失します。20~30代では、子宮の奥、赤ちゃんが育つところにできる「子宮体がん」に比べ、子宮の入り口にできる「子宮頚がん」にかかる人が多いです[*1] 。

[*1]国立がん研究センターがん対策情報センター 地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2010年)

Q2:子宮頚がんに最適な予防法は?

A:定期的ながん検診こそ、手遅れにならない近道!

子宮頚がんは、初期段階ではほとんど自覚症状はなく、がんが進行してからでないと不正出血やおりものの増加など症状が現れないのが特徴です。子宮頚がんの予防は、子宮頚部の細胞の検査で異常を早期発見すること。そのためには定期的な検診が大切です。特に妊娠・出産を考えているなら、子宮や命を守るためと思って、定期的な検診をおすすめします。