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ファイナンシャルプランナーが教える、わかる!「おかねのはなし」 マネーコラム

家計改善の切り札!「格安スマホ」ってどんなもの?

みなさまは、「格安スマホ」をご存知ですか?
「格安スマホ」とは、現在使用しているスマートフォン(以下、スマホ)端末のSIMカードを、格安のものに差し替えたスマホのことです。「格安スマホ」は、通信料を今より安くできる家計改善の切り札のひとつとして注目されているため、乗り換えに着手している方が増えているのです。そのメリットについて一緒に見ていきましょう。

竹下 さくら さん CFP®/一級ファイナンシャル・プランニング技能士
コラムINDEX

「格安スマホ」は家計見直しの特効薬!?

パターン1:大手携帯電話会社のスマホを使っている場合

パターン2:ガラケーを使っていて、スマホに変えたい場合

「格安スマホ」にしたら、通信エリアなどの品質はどうなるの?

「格安スマホ」を手に入れる方法は?

「格安スマホ」は家計見直しの特効薬!?

「最近、家計がキツキツで」と相談に来られるご家庭の家計圧迫の要因のひとつが「通信料」です。平成26年の電話通信料の平均支出額は、前年比1.2%増の11万3,775円で、その内訳を見ると、携帯電話の通信料は固定電話の約3.1倍にも及んでいます(図表1)。

家計が苦しくなった理由は明らかで、スマホを購入したためです。「まわりがみんなスマホだから、自分もそろそろ」「保護者会の連絡がLINE(ライン)だから仕方なく」など、“やむをえない”理由でスマホを購入。他の人も買っているから家計もなんとかなるに違いないと思って購入したものの、「家計がキツくてこのままではまずいかも」ということで相談に来られるわけです。

通信料の見直しは、料金プランの変更が基本ですが、最近注目の特効薬は、「格安スマホ」への乗り換えです。“格安”と聞くと、安かろう悪かろうと思いがちですが、「格安スマホ」は通信料が今より安くなり、今使用しているスマホの端末をそのまま使うことができます。そこで、今回は、スマホの通信料を抑える一手段として、「格安スマホ」への乗り換えのポイントをお伝えします。

パターン1:大手携帯電話会社のスマホを使っている場合

携帯電話会社といえばNTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手通信会社を思い浮かべますが、今はそれ以外の多数の事業者が“低価格スマホサービス”を手掛けています。OCN(NTTコミュニケーションズ)や、IIJ(インターネットイニシアティブ)、nifty、イオン、ビックカメラなどの身近な事業者が参入してきているので、目にする機会もあるのではないでしょうか。

スマホは、「SIMカード」と「スマホ本体」で構成されており、「格安スマホ」はこのSIMカードを格安のSIMカード(以下、格安SIM)に差し替えたスマホのことを言います。SIMカードは、電話番号を特定するための固有ID番号が記録されたICカードで、格安SIMに差し替えた場合でも、現在使っているスマホ本体・電話番号はそのまま継続できる仕様になっています。

「格安スマホ」へ乗り換えることで大幅な節約が可能なのは、大手携帯電話会社のスマホを使っていて、通話量が少ない方です。

たとえば、遠い学校に通っている、塾通いで遅くなる子どもや遠く離れた田舎で暮らす親に、頻繁に電話しないものの念のための連絡手段で持たせているという場合に大きな効果が期待できます。大手携帯電話会社の通信料は、基本料金として「かけ放題(電話かけ放題)」の定額プランなどが基本設定となっていることが多いため割高ですが、「格安スマホ」であれば、30秒あたり20円といった従量制なので、通話料が少ない方であれば、数千円単位で確実にメリットが出るのです。

また、パケット定額など大手携帯電話会社でのデータ通信量が余りがちな方も、「格安スマホ」への乗り換えで大幅な通信料の節約が可能です。プランは各社で異なりますが、たとえば下記のような料金プランのイメージになります。

大手携帯電話会社での通信料 8,000円/月
=[基本料金+ネット接続料]3,000円+[パケット定額プラン(5GB)]5,000円
  
格安スマホでの通信料(データ容量5GBプラン) 3,000円/月
※通話料は別途必要となります


家族全員が大手携帯電話会社のスマホを使っているご家庭では、「格安スマホ」への家族全員の乗り換えで、1カ月あたり1万円以上、年間で約12~20万円の節約につながるケースもよくあります。

通話の多い方が少しでも節約したいなら、ガラケー&「格安スマホ」を2台持つという手もあります。ガラケーとは“ガラパゴス携帯”の略で、スマホが登場する前の“普通の携帯電話”のことです。これは、通話に関しては、ガラケーの国内への電話し放題(月額約2,000円)を利用し、データ通信に関しては、専用の格安SIMを使った「格安スマホ」で割安になるプランを使うというものです。これにより、月額料金は5GBで1,000~2,000円前後で済むのが一般的で、月額5,000円程度の節約につながるケースもあるため、ファイナンシャル・プランナーの中でも2台持ちをする人が増えています。

パターン2:ガラケーを使っていて、スマホに変えたい場合

ガラケー利用者の中には、「そろそろスマホにしようかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。ガラケーを大手携帯電話会社のスマホに切り替えると、ガラケーのような割安な国内通話し放題プランはなく、インターネットのデータ使用料がかさみがちになります。そのため、通信料は相当高くなります。

冒頭でも触れたとおり、最近よく見かけるのが、子どもの部活動などの保護者同士の連絡網としてLINEを使うため、やむなくガラケーからスマホに切り替えているケースです。

LINEは一人が発言すると、登録したメンバー全員がその発言を見ることができるため、中高生を持つ親の必須アプリになりつつあります。しかし、ガラケーでLINEを使用するのは少し不便です。最大のネックは、データ通信料が驚くほど高額になりがちな点です。加えて、誰かがメッセージを発してもスマホのようにリアルタイムには反映されず、「更新」を押さなければメッセージに気付かないので、常に会話に遅れがちになります。また、メッセージを読まれていても、スマホのように「既読」の表示がされません。他の人との足並みをそろえるためには、スマホに切り替えざるをえません。

「格安スマホ」はLINEなどデータ通信量が多いアプリを使う方向きの料金体系になっているので、ガラケー利用時より通信料が安くなるケースもあります。家計の出費を見直したい方には、「格安スマホ」に乗り換えることをおすすめします。

「格安スマホ」にしたら、通信エリアなどの品質はどうなるの?

ここで、「格安スマホ」のクオリティについて見ておきましょう。「格安スマホ」の事業者(OCNやIIJ、ビックカメラなど)は、格安SIMを提供し、それをスマホ端末に組み合わせて、大手携帯電話会社から回線を借り、自社サービスとして販売しています。そのため、通信エリアや回線などの基本的な品質は大手携帯電話会社と同じで、電話番号も090や080などが利用できます。こうして見ていくと、電話の基本機能は大手携帯電話会社のスマホと比べても遜色ないと言えそうです。

ただし注意点として、大手携帯電話会社で使っていたメールアドレスやサービスは引き継ぐことはできません。サービスやサポート体制も、たとえ大手携帯電話会社の回線を利用しているとはいえ、それぞれの事業者に帰属するので、現在ご利用の機能から見劣りする点は留意しておくとよいでしょう。テザリング(スマホなどのモバイル機器を経由してパソコンなどをインターネットに接続させる機能)や、iDなどの電子マネーも使えない場合がありますので、ご自身のスマホの使い方に合わせて検討してみてください。

「格安スマホ」を手に入れる方法は?

「格安スマホ」を手に入れる方法としては、以前はWebサイト上での手続きが主でしたが、最近ではスーパーや量販店での販売も増えてきました。「格安スマホ」の購入には2つの選択肢があり、SIMカードとスマホ端末のセット購入[ケース1]と、SIMカードだけ新規購入する[ケース2]があります(図表2)。

表のとおり、新しくスマホ端末を購入したい場合や初期設定などのサポートを受けたい場合は[ケース1]が安心です。今使っている大手携帯電話会社のスマホ端末を使い続けたい場合は[ケース2]のように、SIMカードだけ購入して「格安スマホ」に乗り換えるという選択肢もあります。

その場合は「格安スマホ」の事業者と契約した後、挿入されている大手携帯電話会社のSIMカードを抜いて、格安SIMを挿入し、設定手続きをすれば使えるようになる流れです(図表3)。

ここで理解しておきたいのは“SIMロック”という言葉です。SIMカードは大手携帯電話会社のスマホ用に設定されているため、この設定を解除しないと、他のSIMカードを挿入するだけでは利用できないというしくみがあります。

2015年5月からはSIMロック解除が大手携帯電話会社に義務付けられ、2015年5月以降に発売されたスマホ端末であれば、端末購入日から180日を過ぎればSIMロックを有料で解除できるようになりました。

iPhone 6s/6s Plus/SEについても、購入後半年が経過すれば、「MNP(乗り換え)予約番号」を取得することでSIMロックを解除できます。現在ご使用のスマホ端末を契約している各携帯電話会社のショップの店頭、または電話やネットにて簡単に取得できますので、まずは手続き方法、受付条件、およびご自身の端末を確認してみてください。

なお、2015年4月までに発売されたスマホ端末の場合、NTTドコモやソフトバンクの特定端末についてはSIMロック解除に対応しているものの、au端末ではSIMロック解除ができないなど足並みがそろっていない現状もあるため注意が必要です。

そのため、「格安スマホ」の事業者を選ぶ際には、NTTドコモ端末であればドコモ系の「格安スマホ」事業者というように、系列をそろえることが重要です。系列のSIMカードを使えば、端末から見れば大手携帯電話会社のSIMカードと同じ扱いになり、SIMロックを解除しなくても使えるため、この点は覚えておくとよいでしょう。

通信料は、毎月家計に大きな負担をかける固定費です。その見直し効果は絶大で、一度の見直しで毎月の家計に潤いを生み出すでしょう。最近家計が苦しくなってきたというご家庭は、前向きに検討されてみてはいかがでしょうか。

(2016年6月 作成)