組織診検査の前に渡された緩和ケアのパンフレットで不安が倍増

私は2022年11月に子宮体がんと診断されました。子宮筋腫の経過観察中に生理が重い月が続き、不正出血もあったので、近所のクリニックを受診したのです。そこで細胞診検査[*2]を行ったところ、結果は「がんの疑いあり」大学病院で、組織診検査[*3]を受けました。

[*2] 細胞診検査……病変部の細胞の一部を採取し、調べる検査のこと。 [*3] 組織診検査……細胞診検査と異なり、細胞の一部だけでなく組織全体を採取し行う検査。そのため、細胞診検査よりも確実な診断ができると言われている。

細胞診検査から組織診検査に至るまでの約1週間、精神的にしんどい時間が続きました。自分はがんなのだろうか。いや、まだ分からない。違うかもしれない。あれこれ考え、気がつくとインターネットでがんに関する検索ばかりしていました。

組織診検査の結果を待っているときに緩和ケアに関するパンフレットを渡されたこともショックでした。今思うと、網羅的に資料を渡されただけだと思いますが、「私はそんなに重いがんなのか」と深読みしてしまい、気分がずしんと落ち込みました。

パソコンの前で悩む女性のイラスト

結果はステージⅠA。まだ初期なので、開腹手術の必要はなく、腹腔鏡手術で済むと言われてほっとしたのをよく覚えています。自分が今どんな状態にあるのかが明らかになり、精神的にも落ち着きました。

初期のがんなのに、なぜ開腹手術に……?

病院が年末にかけて混み合っていたことや、がんのステージが初期ということもあり、手術は年明けの1月に行う予定でした。けれども手術が3月に延期となり、しかも、腹腔鏡手術ではなく開腹手術になると告げられました。

ステージⅠAであれば通常、腹腔鏡手術でがんを切除できます。私の場合は筋腫が大きいため、開腹した方が確実だという判断でした。また、卵巣を取る必要があるとも言われました。

手術が延期され、方法も変更になり、おまけに卵巣まで諦めなければならないなんて、一体なぜ……。私はどうしても納得できず、主治医にセカンドオピニオンを受けたいと伝えました。主治医からは「これは極めてスタンダートなやり方であり、他の方法ではリスクがある」と説明されましたが、私には主治医がどこか諦めているように感じられました。

医師に治療法を相談する女性のイラスト

私はアフラックのがん保険に入っていたので、アフラックのよりそうがん相談サポートならセカンドオピニオンサービスを利用できるはずと、最後の頼みの綱だと思って電話をしてみました。

よりそうポイント!

がん治療に関する疑問やお悩みを、専門の相談員(よりそうがん相談サポーター)へご相談いただけます。お一人おひとりによりそい、必要に応じて信頼できる情報やサービスをご案内することで、納得のいく治療や意思決定を実現できるようサポートします。

Webセカンドオピニオン、相談した翌日には応答が

開腹手術以外の方法があるのかないのか。もしあるのなら、その方法や卵巣を取ることのメリットとデメリットが知りたい。そう考えて、よりそうがん相談サポートに相談すると、Webセカンドオピニオンサービスへつないでいただき、スムーズに申し込みができました。すると、翌日には手術の方針に関する医師の意見をまとめた資料が届き、さらに2名の医師が詳しいレポートの提出に名乗りを上げてくれました。

2名のうち、1名の大学病院の医師にセカンドオピニオンレポートの作成を依頼しました。回答があったレポートの内容には非常に満足しています。そこには、開腹手術にはさほどメリットはないけれど、それ以外の方法はリスクが高いことが根拠とともに述べられていました。インターネットではなかなかたどり着けない海外の症例などの情報も添えられていました。

主治医に提案された開腹手術が最もリスクを抑えられる方法であることを確認できたのは助かりました。当初は開腹手術には後ろ向きでしたが、Webセカンドオピニオンサービスの利用を経て前に進むことができました。手術日が迫る中、素早く知りたい情報を得ることができ、納得して開腹手術を受けられたことは本当に良かったと思っています。

スマホで返答を見て安心する女性のイラスト

この先も、いざというときに相談できる安心感

今振り返ると、がんになって最もつらかったのはがんの診断を受けたときでもなければ、開腹手術を受けたことでもなく、組織診検査の結果を待っていた時間かもしれません。

約1週間。私はずっとモヤモヤした気持ちを抱えていました。がんかもしれない。でも、まだ分からない。軽いかもしれないけれど、もしかしたら重いかもしれない。自分の体のことなのに、今どんな状況にあるのかが分からない。もどかしい気持ちを、私は誰にも相談できませんでした。そんなときに、家族でもなく、友人でもなく、耳を傾けてくれる第三者がいてくれたらどんなにありがたいことか。今回は手術を決める際に相談しましたが、もし組織診検査の結果を待っていた時期に、よりそうがん相談サポートのことを思い出せていたら、間違いなく話を聞いてもらっていたと思います。

がん保険に入るときに、気にしていたのは保険料と保障内容だけ。このようなサービスのことはまったく意識できていませんでしたが、実際がんを経験したとき、こうしたサービスがあって本当に良かったと思いました。いざというときにすぐに相談できる先があることは安心でき、心強いです。私のようにがんに悩む多くの人たちに役立つサービスだと思いました。

よりそうポイント!

よりそうがん相談サポートは、治療に関する具体的なご相談はもちろん、もやもやとしたうまく説明できない不安もご相談いただけます。

アフラックのよりそうがん相談サポーターが案内するサービスの一例 治療サポート(無料)、経済不安の解消サポート(無料)、情報サポート(無料)、生活サポート(無料または有料)、精神サポート(無料または有料) アフラックのよりそうがん相談サポーターが案内するサービスの一例 治療サポート(無料)、経済不安の解消サポート(無料)、情報サポート(無料)、生活サポート(無料または有料)、精神サポート(無料または有料)
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