徹さん:1987年生まれ。大阪府出身。 25歳のときに胎児性がんと診断。AYA[*1]世代のがん経験者としてさまざまな活動・発信を行っています。NPO法人がんノート代表理事、国立がん研究センター企画戦略局広報。東京2020オリンピックの聖火ランナーに起用され、がんになっても諦めずに前向きに生きる姿を発信しました。
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体験談
ある日突然「がん」の告知を受けたとき、あなたは何を思うでしょうか。治療のこと、家族のこと、お金のこと、さまざまな心配事が一挙に押し寄せてくるかもしれません。とくに「仕事」に対する不安は、収入や生活全般に深く関わるだけに、大きな比重を持つことになると思われます。
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知識
日本人にとって身近であり、また怖い病気として認識されている「がん」。内閣府による世論調査[*1]では、がんに対する印象について、「どちらかといえばこわいと思う」「こわいと思う」と回答した人が全回答者の72.3%にのぼりました。
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知識
1983年生まれ。東京都出身。2006年~2018年日本テレビ放送網株式会社で記者、キャスターとして活動。入社3年目のときに、乳がんを経験したことから、本業の傍ら、がん患者を応援する活動を開始しました。2009年に若年性がん患者団体「STAND UP!!」を発足。2013年にがん患者のためのワークショップを開催するプロジェクト「Cue!」を始めました。2016年にがんに影響を受けた全ての人が無料で利用できる「マギーズ東京」をオープンさせ、同認定NPO法人の共同代表理事を務めています。著書に「もしすべてのことに意味があるなら―がんがわたしに教えてくれたこと」。
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体験談
松さや香さん 1977年東京都生まれ。エッセイスト・PR。左胸に合計6センチ大の2つの腫瘍が見つかり、若年性乳がんを宣告されたのは29歳のとき。松さんは仕事を続けながら、がんを治療することを選択。しかし、がん患者が本当に必要とする情報の少なさ、一般の人が抱くがんのイメージと現実との乖離に驚き、自らの体験をブログを通して公表しはじめます。
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体験談
~その人は、がんをチカラに変える人~1987年生まれ。大阪府出身。大学生のころは世界一周したり、自称「残念な意識高い系(笑)」でした。七夕の日は浴衣で出勤するような自由な雰囲気のIT関連企業に就職し、ハードながらも充実した社会人生活を送っていましたが、社会人2年目にしてがんを経験。手術、抗がん剤治療を受けたあと、精巣がんが再発しました。仕事復帰後は思うように働けず、保険にも入っていなかったため、お金を借りることになりました。当時、情報がなくて困った経験から、今はがん患者のために生配信で情報をシェアする「がんノート」という活動をしています。
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体験談
1981年生まれ。東京都出身。幼いころからマザーテレサに憧れ、21歳で看護師の資格を取得。直後、左の大腿骨に違和感を感じ、骨肉腫と診断され、肺にも転移が見つかりました。一度は看護師の夢も諦めかけましたが、「たとえ1日でもいいから看護師をやりたい」という強い想いをもち、手術と抗がん剤治療をくりかえしてがんを克服。今はがん専門の病院で、自分の主治医である先生のもと、手術室の看護師として働く関口陽子さんにお話を伺いました。
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体験談
1978年生まれ。東京都出身。一流のミュージシャン達から厚い信頼を受けるプロドラマー小林香織さんは、「U_WAVE」をはじめ数々のバンドやセッションで活躍中。彼女は33歳の時に、子宮頚がんと診断されました。6時間50分に及ぶ手術を受け、子宮を全摘出。その後、抗がん剤の治療も受け、コンスタントに仕事が入るようになるまで1年かかりました。復帰後は演奏できる喜びをより強くなった、試練によって人は強くなれる、という小林さんにお話を伺いました。
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