株式会社encyclo(エンサイクロ)代表取締役。2005年、株式会社ポーラに入社し、化粧品の商品企画に携わる。29歳のとき、子宮頸がんに罹患。手術・抗がん剤治療を経て寛解に至るも、その後、下肢リンパ浮腫を発症。自身の経験から、ポーラ・オルビスグループの社内ベンチャー制度を利用して「がん経験者向けビューティー事業」を提案する。経営承認を受け、2020年株式会社encycloを設立。リンパ浮腫の方に向けたビューティープロダクトやサービスを提供するブランド「MAEÉ(マエエ)」を展開している。
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体験談
ファイナンシャルプランナー(FP)としてのキャリアは26年。世代も性別も関係なく、幅広い層のお客様からお金に関する相談を受けてきた深田晶恵さんは、2015年に乳がんと診断されました。治療生活を送る上で駆使されたのはお金のプロとしての豊富な知識と持ち前の工夫精神です。がんを「ライフイベント」としてとらえて乗り越えてきた深田さんに、がんになってみてわかったこと、工夫してきたことや、万一の備えなどについて、お話をうかがいました。
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知識
1976年生まれ。兵庫県出身。関西医科大学卒業後、同大学附属病院、六甲病院緩和ケア内科勤務を経て、神戸市灘区の在宅ホスピス「関本クリニック」院長。緩和ケア医として1000人以上のがん患者の身体と心の痛みを支えてきました。2019年ステージⅣの肺がんが見つかり、「残りの人生は2年」と告知を受けました。治療に取り組みながら医師としての仕事を継続中。家庭では一男一女の父。趣味はトロンボーンやギターの楽器演奏、サッカー観戦、フットサルなど。
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体験談
1992年生まれ。神奈川県横浜市出身。人材派遣会社で営業職をしていた2020年1月、27歳の時に卵巣がんに罹患。右側の卵巣の摘出と抗がん剤による治療を4か月続け、がんを克服。2021年に結婚、出産を経て、一児の母に。現在はフードコーディネーターの資格を活かし、食に関わるプロモーションのプランニングディレクターをしている。
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体験談
1981年生まれ。高知県出身。19歳から役者として県外で活動し、24歳で帰郷。愛する故郷の廃校になった母校を宿泊施設にするため、オープンの準備を地域の方々と一緒にしていた最中に脳腫瘍が判明。手術後に結婚、家庭を築き、第3子が生まれた2週間後に脳腫瘍が再発。手術、抗がん剤、放射線治療を受け、仕事復帰。地域活性化を目指して、さまざまなイベントを企画。2015年には宿泊施設・地域交流センター「ほっと平山」施設長に就任。
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体験談
1993年生まれ。静岡県出身。東京の大学で部活の競技ダンスに打ち込み、充実した学生生活を送っていたとき、急性骨髄性白血病を発症。大学3年生、21歳でした。約半年の抗がん剤治療を乗り越え退院。しかし、その4カ月後に再発。骨髄バンクでドナーが見つかり、骨髄移植を受けました。
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体験談
厚生労働省が発表した「平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況[*1]」によると、2017年にがん(悪性新生物)で死亡した人は男女併せて373,334人、全死因の中で、がんによる死因は27.9%と最も高い原因となっています。
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知識
1986年生まれ。大阪府出身。高校1年のときに悪性リンパ腫に。8カ月の入院生活の後、復学。治療を受けながら受験勉強をし、浜松医科大学に現役合格。在学中の2009年に患者団体「STAND UP!!」を設立しました。国立国際医療研究センター等を経て、2016年から東京都立小児総合医療センター血液・腫瘍科に勤務。かつて自分の主治医だった医師のもとで働いています。
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体験談
1983年生まれ。東京都出身。2006年~2018年日本テレビ放送網株式会社で記者、キャスターとして活動。入社3年目のときに、乳がんを経験したことから、本業の傍ら、がん患者を応援する活動を開始しました。2009年に若年性がん患者団体「STAND UP!!」を発足。2013年にがん患者のためのワークショップを開催するプロジェクト「Cue!」を始めました。2016年にがんに影響を受けた全ての人が無料で利用できる「マギーズ東京」をオープンさせ、同認定NPO法人の共同代表理事を務めています。著書に「もしすべてのことに意味があるなら―がんがわたしに教えてくれたこと」。
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体験談
松さや香さん 1977年東京都生まれ。エッセイスト・PR。左胸に合計6センチ大の2つの腫瘍が見つかり、若年性乳がんを宣告されたのは29歳のとき。松さんは仕事を続けながら、がんを治療することを選択。しかし、がん患者が本当に必要とする情報の少なさ、一般の人が抱くがんのイメージと現実との乖離に驚き、自らの体験をブログを通して公表しはじめます。
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体験談
選択するか否かは別として、大病を経験した人にとっても、そうでない人にとっても、結婚、妊娠・出産は人生の大きなトピックスのひとつです。29歳で乳がんを宣告されたエッセイストの松さや香さんは、がんの途中で大きな別れを経験しました。抗がん剤、温存手術、放射線治療を経て、現在は寛解し、38歳で結婚。仕事について伺った前回に続き、松さんの結婚にまつわる体験と、ひとりの女性としての結婚・出産への思いを聞きました。
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体験談
~その人は、がんをチカラに変える人~1987年生まれ。大阪府出身。大学生のころは世界一周したり、自称「残念な意識高い系(笑)」でした。七夕の日は浴衣で出勤するような自由な雰囲気のIT関連企業に就職し、ハードながらも充実した社会人生活を送っていましたが、社会人2年目にしてがんを経験。手術、抗がん剤治療を受けたあと、精巣がんが再発しました。仕事復帰後は思うように働けず、保険にも入っていなかったため、お金を借りることになりました。当時、情報がなくて困った経験から、今はがん患者のために生配信で情報をシェアする「がんノート」という活動をしています。
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体験談
1981年生まれ。東京都出身。幼いころからマザーテレサに憧れ、21歳で看護師の資格を取得。直後、左の大腿骨に違和感を感じ、骨肉腫と診断され、肺にも転移が見つかりました。一度は看護師の夢も諦めかけましたが、「たとえ1日でもいいから看護師をやりたい」という強い想いをもち、手術と抗がん剤治療をくりかえしてがんを克服。今はがん専門の病院で、自分の主治医である先生のもと、手術室の看護師として働く関口陽子さんにお話を伺いました。
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体験談
1978年生まれ。東京都出身。一流のミュージシャン達から厚い信頼を受けるプロドラマー小林香織さんは、「U_WAVE」をはじめ数々のバンドやセッションで活躍中。彼女は33歳の時に、子宮頚がんと診断されました。6時間50分に及ぶ手術を受け、子宮を全摘出。その後、抗がん剤の治療も受け、コンスタントに仕事が入るようになるまで1年かかりました。復帰後は演奏できる喜びをより強くなった、試練によって人は強くなれる、という小林さんにお話を伺いました。
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体験談
1987年生まれ。兵庫県出身。中高時代、柔道で日本一となり、将来を期待されながら19歳でがんが判明した小林咲里亜(さりあ)さん。一般的には5歳以下で発症する神経芽細胞腫という小児がんの一種でした。19歳にして小児病棟での闘病中、子どもたちとふれあい、さまざまな気づきがありました。現在は帝京科学大学で柔道部のコーチとして後進の育成に取り組んでいる小林さん。ご結婚もされ、近々新しい家族が増える予定です。
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体験談
1983年生まれ。愛知県出身。駒澤大学時代、箱根駅伝に4年連続出場。3度の優勝に貢献し、2度区間賞を獲得。トヨタ紡織に入社し、実業団の長距離ランナーとしてトレーニングに励んでいた29歳の時、急に身体の異変を感じ、悪性リンパ腫であることが発覚。8時間に及ぶ手術を受け、医師からは陸上への復帰は無理と言われていましたが、10カ月後に競技復帰を果たしました。今も現役選手として日々厳しいトレーニングを積む糟谷さんにお話を伺いました。
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体験談
友寄蓮さん。1995年東京都生まれ。高校2年生の時に小児白血病に侵され、約1年4カ月にわたって壮絶な抗がん剤治療を経験。治療が終了した2013年に芸能界デビューして以来、自閉症や白血病等がテーマのシリアスな舞台作品に次々と出演し、独自の存在感を発揮しています。
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体験談
弁論大会で発表した作文「命を見つめて」は、時をこえて多くの人の心を動かしつづけています。瞳さんが、どうしても伝えたかったメッセージとは、何だったのでしょうか。
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体験談
より子さん。シンガーソングライター。1984年栃木県生まれ。2才のときにがんと診断され、5才まで入院生活を送ったより子さん。強い使命感に突き動かされてひたむきに音楽の道を走りつづけてきた彼女は、22才のとき再び手術を受けます。それは、今までの価値観を変えるできごととなりました。
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体験談
「腫瘍内科医」って知っていますか。僕は、基本的に手術はしないんです。がんになった患者さんが少しでも長く、快適に生きられるよう、抗がん剤による治療をする医者です。
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体験談
「経済的なことは、一切心配するな。とにかく治さなきゃダメだ」言い方はぶっきらぼうですが、父の気持ちは痛いほど私に伝わってきました。私は離婚後、子供二人を連れて両親が住んでいる都営住宅に戻っていました。病気がわかったとき、上の娘は小4、下の娘はまだ4歳になる前でした。
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体験談
がんや進化するがん治療に関する素朴な疑問を医師に直接聞き、理解を深めるこのコーナー。今回は「がんがどうしてできるのか」について、中川恵一先生に教えてもらいます。
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