ダイバーシティ推進

当社は、「AflacVISION2024」に掲げる「生きる」を創るリーディングカンパニーへの飛躍に向けて、すべての社員の多様性を尊重し、その能力を最大限に発揮できる環境をつくるダイバーシティ推進に積極的に取り組んでいます。さまざまな能力や発想、価値観を持つ社員が、お互いに影響を及ぼし合いながら働くことで、さらなるイノベーションを起こし、新たな価値を創造していくことを目指しています。
女性活躍推進の取り組み
当社はダイバーシティ推進の第一歩として、女性社員が多様な能力や発想、価値観を最大限発揮しながら活躍する環境整備に積極的に取り組んでいます。
女性の割合
正社員 | 指導的立場*1の社員 | ライン長*2 | 管理職 | 役員*4 | ||||
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管理職全体 | 課長相当職 | 部長相当職 | 執行役員 | 取締役兼務 | ||||
人数 | 2,328人 | 515人 | 94人 | 103人 | 79人 (15人*3) |
24人 | 9人 | 1人 |
比率 | 49.4% | 30.7% | 17.1% | 14.9% | 14.6% | 15.9% | 22.5% | 12.5% |
- *1課長代理以上の役職
- *2直属の部下を持つ管理職
- *32019年度新規管理職登用数
- *42020年7月末時点
女性社員の離職率の低下


女性活躍推進プログラム
当社は、女性社員がその多様な能力や発想、価値観を最大限発揮できる環境を整備し、女性社員が活躍する風土をさらに進化させるべく、2014年に「女性の活躍推進プログラム」を策定し取り組みを開始しました。本プログラムの取り組み目標として、「2020年に指導的立場に占める女性割合を30%とする」「2025年にライン長ポストに占める女性割合を30%とする」という2つの目標を掲げています。指導的立場に占める女性割合の目標は2019年に1年前倒しで達成しました。


重要6領域の取り組み
アワード受賞歴

- 女性が輝く先進企業表彰
- (主催:内閣府)

- 女性活躍推進法に基づく優良企業認定マーク「えるぼし」
- 最高評価「三段階目」に認定
(主催:厚生労働省)

- 2014年度 ダイバーシティ経営企業100選
- (主催:経済産業省)

- J-Winダイバーシティ・アワード
- 2016年:(ベーシック部門)ベーシックアチーブメント大賞
2017年:(経営トップ部門)経営者アワード
2018年:(アドバンス部門)大賞
2018年:(D&I推進リーダー部門)リーダー・アワード
(主催:NPO法人 J-Win)
育児・介護・病気と仕事を両立させるための取り組み
育児・介護・病気と仕事を両立している社員が安心して力を発揮できるようさまざまな支援を実施しています。
育児と仕事を両立させるための取り組み
就業継続に留まらず、育児とキャリアアップを両立させることを力点に、男女ともに、「子ども誕生前」「産休中・育休中」「育児と仕事の両立中」のフェーズごとに支援をしています。

- パパママ向けセミナー
- これからこどもが生まれる社員を対象に、育児と仕事の両立を考えることを目的にパパママ向けセミナーを開催しています。このセミナーは社外の配偶者も参加可能です。
- 社内情報へのアクセスツールの配布
- 休職中に社内の情報の一部にアクセスできるタブレット端末を配布し、スムーズな職場復帰を支援しています。
- 復職時面談
- 産休・育休から復職した社員とその上司が面談を行い、復職後の働き方について話し合います。
- 復職者研修
- グループワークや先輩社員の体験談・事例をもとにキャリアと育児の両立に向けて具体的なノウハウを習得しています。
- 育児両立コミュニティ
- 育児と仕事の両立に不安がある社員の不安解消や、すでに両立をしている社員からのアドバイスを共有する場としてコミュニティを運営しています。
- 他社合同の両立座談会
- 他社と合同でキャリアと育児を両立する上での悩みを共有する場として両立座談会を開催しています。
- 在宅勤務用端末の配布
-
突然の子どもの体調不良などでも休暇を取得せずに、時間を効率的に活用して在宅で勤務ができるように、希望者に対して自宅常設の端末を配布しています。


- 企業内保育所
- 社員が長期的な視点でキャリアプランを考えながら働くことができるための環境整備の一つとして、2018年4月、東京都調布市の自社ビル「アフラックスクエア」の1階に「アフラックあひるひだまり保育園」を開設しました。育児休職明けのスムーズな復職や仕事と育児の両立支援を目的とした社員専用(入園対象:0~2歳児)の企業内保育所です。

- 男性社員の育児参画に向けた取り組み
- 男女ともに活躍できる環境を目指し、男性社員の育児参画に積極的に取り組んでいます。子供が生まれた際に取得できる「配偶者出産休暇」と「育児休職」の両方を子供が生まれたすべての男性社員が取得することを目標として掲げています。誰もが育児休職を取得しやすくなるように最初の5営業日を有給化するなど制度改定も行っています。
制度
育児中の社員を対象に、以下の通りさまざまな制度を設けています。全社員を対象とした在宅勤務制度やフレックスタイム制度もあわせて活用することで、育児と仕事を両立しながら柔軟に働くことが可能です。
- 産前産後休業
- 産前6週(多胎妊娠の場合は14週)・産後8週、休業することができます。
- 育児休職
- 子育てを目的として、子供が満1歳になるまで休職することができます。休職の最初の5営業日は有給扱いとなります。
- 配偶者出産休暇
- 配偶者が出産した際、最大5営業日の範囲で、有給で特別休暇を取得することができます。
- 子育てシフト勤務制度/短時間勤務制度
- 子育てを目的として、妊娠中から子供が小学校を卒業するまで、始業・就業時刻の変更や実働時間を短縮することで全10通りの勤務時間を選択することができます。
- 育児ストック休暇
- 未取得の有給休暇を一定期間積み立て、育児を目的に休暇を取得することができます。
- 時間外労働の制限
- 一定条件に該当する子育て中の社員について、時間外労働の制限を申請することができます。
介護と仕事を両立させるための取り組み
介護と仕事の両立に向けて「全社員」「介護と仕事の両立中社員」それぞれに対する支援を行っています。
- e-learningの実施
- すべての社員を対象に介護と仕事の両立の理解促進に向けたe-learningを実施しています。

- 介護セミナー
- 介護前の心構えや利用できる制度の説明、実際に介護を経験した社員による体験談の共有等を行い、様々な情報を得られるようにしています。
- ※介護中ではない社員も参加可能です。
- 介護両立コミュニティ
- 介護中社員、介護経験がある社員が意見交換することで不安や悩みの解消につなげることを目的に、介護両立コミュニティを運営しています。
- 在宅勤務用端末の配布
- 家族の介護により突発的な対応が必要な時でも、休暇を取得せずに、時間を効率的に活用して在宅で勤務ができるように、希望者に対して自宅常設の端末を配布しています。
制度
介護中の社員を対象に、以下の通りさまざまな制度を設けています。全社員を対象とした在宅勤務制度やフレックスタイム制度もあわせて活用することで、介護と仕事を両立しながら柔軟に働くことが可能です。
- 介護休職
- 家族の介護のために365日を上限に原則3回まで休職することができます。
- 介護休暇
- 対象家族が1人であれば年間5日(通算35時間)まで、対象家族が2人以上であれば年間10日(通算70時間)まで取得することができます。時間単位の取得も可能です。
- 介護ストック休暇
- 未取得の有給休暇を一定期間積み立て、介護を目的に休暇を取得することができます。
- 短時間勤務制度
- 家族の介護を目的として、初回の利用開始日から3年間は所定労働時間よりも短い時間で勤務に就くことができます。
- 時間外労働の制限
- 一定条件に該当する家族の介護を行う社員について、時間外労働の制限を申請することができます。
がんと仕事を両立させるための取り組み
社員ががんや病気・けがと向き合いながら、一人ひとりが活躍できる職場環境を整備するため、「相談」「両立」「予防」を柱に「がん・傷病就労支援プログラム」を実施しています。社内のがん罹患経験者からなるAll Ribbonsによるピアサポートの取組や、「リボンズ休暇の新設」をはじめとした傷病支援制度の拡充を行っています。
取り組みによる結果


※2 2018年1月~12月に子供が産まれた男性社員の育児休職取得率
アワード受賞歴

- イクメン企業アワード
- 2019 両立支援部門 グランプリ
(主催:厚生労働省)

- 次世代育成支援対策推進法に基づく認定マーク「プラチナくるみん」
- (主催:厚生労働省)
- 均等・両立企業表彰
- 2018年度 ファミリーフレンドリー部門 優良賞
(主催:厚生労働省)
LGBTに関する取り組み
人事制度・福利厚生制度
社内外の相談窓口を設置し、社員からの個別相談に応じる体制を整備しています。また、すべての人事規定において同性パートナーを「配偶者」として認定し、異性パートナーと同様に取り扱っています。

- ALLY
- LGBTを理解し、積極的に支援する人のことを指す、「ALLY」であることを示すためのシールを全社に配布しています。
- LGBT当事者コミュニティ
- ジェンダー等の属性に限らず多様な⼈財が活躍できる環境を整えるため、LGBT当事者が悩みや経験を共有したり、環境改善に向けた取り組むためのコミュニティを運営しています。
- ダイバーシティマネジメント研修
- 管理職向けにヴァーチャルリアリティを用いてLGBT当事者との職場でのやり取りを疑似体験する研修を実施し、LGBTへの更なる理解を促しています。
- だれでもトイレ
- 性別や性自認にかかわらず、誰でも使えるトイレを設置しています。
- お客様向けの取り組み
- 同性パートナーの死亡保険金受取人指定や被保険者の性別変更(一定条件を満たした場合)を可能にする取り組みを行っています。
アワード受賞歴

- PRIDE指標 2019
- ゴールド
(主催:Work With Pride)
障がい者に関する取り組み

障がいを持つ方々の社会参加を促進することを企業の重要な責任と位置付け、特例子会社「アフラック・ハートフルサービス株式会社」を通して、積極的な雇用創出を行っています。同社は当社ならびに関連会社からのオフィスサービス業務を中心とした幅広い種類の業務を受託しており、いきいきと働く環境を整備しています。
また、当社のオフィスにアフラックハートフルサービスの社員が制作した感性豊かなアート作品を展示し、障がい者の多様な能力を発揮する機会の創出と障がい者に対する理解促進を行っています。