生命保険に加入する必要性は感じていても、今の収入で毎月保険料を支払うと生活が厳しくなってしまいそう…。そんな不安を抱えている方もいらっしゃると思います。世の中の人が月にどのくらい生命保険の保険料を支払っているのか、統計データをもとにみていきましょう。
月に支払う生命保険の保険料は、年収によって異なる傾向があります。世帯年収別の平均月額保険料は以下のとおりです。
<世帯年収別の平均月額保険料>
(出典:生命保険文化センター 平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」)
世帯年収ごとにみると、平均月2.1~4.7万円とかなりバラつきが出てきます。
もう少し細かくみていくと、世帯年収が200万円未満の世帯のうち、支払額が月1万円未満の世帯が32%、月1~2万円の世帯が21%と半数を超えています。
一方で、世帯年収が1,000万円以上の世帯でも、支払額が月1万円未満の世帯が7%、月1~2万円の世帯が12%で、合わせて約20%いらっしゃいますので、このあたりがはじめに検討するラインとなりそうです。
月額保険料は世帯主の年齢によっても変わってきます。世帯主の年齢で保険料がどのくらい変わるのか、みていきましょう。
<世帯主年齢別の平均月額保険料>
(出典:生命保険文化センター 平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」)
年齢を重ねるごとに平均月額保険料が上がっていきます。40代から急激に上がり始め、ピークとなるのは50代で、60代からは減っていきます。これは40~50代に子どもなど扶養家族がいることに加え、老後の保障を考慮し始める時期であることが影響していると想定されます。
世帯主の性別によっても月に支払う保険料は違う傾向があります。男女別にその平均額をみていきましょう。
<世帯主性別の平均月額保険料>
男性:月3.3万円(年間39.3万円)
女性:月2.5万円(年間29.7万円)
(出典:生命保険文化センター 平成27年度「生命保険に関する全国実態調査」)
男性のほうが女性に比べて、月に8,000円ほど多く支払っていることが分かります。
まわりの人たちが、月にどのくらい生命保険料を支払っているのだろう?という疑問は、解決したでしょうか?
あまり人に聞けない部分なので、統計データは参考になりますが、あくまでもおおよその目安としてとらえておくことが大切です。
生命保険の保険料は、保険会社によっても、商品によっても変わってきますし、自分に合った生命保険を選んだ上で、無理なく生命保険の保険料を支払えることが重要です。
(2016年8月作成)
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