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20代に生命保険がおすすめの理由とは?保険の基礎知識やライフスタイル別の選び方を解説

生命保険は、万が一のリスクに備えられる保険です。ここでは、生命保険への加入を検討している20代の方に向けて、生命保険の必要性や加入した場合のメリットなどを解説しています。また、20代の方が知っておくべき基礎知識やライフスタイル別の生命保険の選び方なども解説しているため、自分に合った保険を選ぶ際の参考にしてください。

20代の生命保険加入状況

「20代で生命保険に加入するのはまだ早い」と思っていませんか?実際に20代で生命保険に加入している割合はどのくらいいるのでしょうか。

20代で生命保険に加入している割合はどのくらいなのか

生命保険文化センターの「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、20代の全生保の生命保険の加入率は、男性が58.5%、女性が59.9%でした。また、年齢別の加入率では、20代が最も低いという調査結果が出ています。全体の加入率が82.1%であることから、20代で生命保険に加入する人の割合は全体の加入率よりも低いことがわかります。

  • 出典:生命保険文化センター 「令和元年度 生活保障に関する調査」

生命保険には、死亡保険、医療保険、がん保険、就労所得保障保険、学資保険などがあり、さまざまな目的によって選ぶことができます。20代は結婚や出産、育児などのライフイベントを控えている年代でもあるため、ライフイベントなどを考慮し、目的にあった生命保険を選ぶことが大切です。

20代が生命保険に加入するメリット

20代は万が一のリスクや病気・ケガのリスクは比較的少なく、生命保険はまだ加入する必要がないと思ってしまうかもしれませんが、20代から生命保険に加入するメリットは複数あります。

若いうちから加入すれば安い保険料で契約できる

生命保険は、一般的には加入当初の年齢が若いほど保険料が安い傾向にあります。一方、年齢が上がるほど病気に罹患するリスクや死亡するリスクが高くなるため、保険料の金額も年齢によって上がりやすくなります。

たとえば、定期的に更新が必要になる更新型の定期保険では、更新時の年齢に応じて保険料が高くなりますが、加入時から保険料が一定の終身型の生命保険では、保険料が安い20代から加入することで払い込む保険料の総額は安くなる可能性があります。

保険の選択肢が増える

加入時に健康状態や病歴などの申告をしなければならない保険も多く、申告した内容によっては保険に加入できないケースもあります。

たとえば、過去5年以内に傷病歴がある場合、生命保険に加入することができなかったり、制限された保障内容で割増された保険料となる場合が少なくありません。年齢を重ねるごとに、体調の変化を感じる人が増える可能性があるため、健康な20代のうちのほうが保険へ加入しやすいといわれています。

将来のための資産形成にも有効

貯蓄型の生命保険を選ぶことで、将来の生活資金や子どもの教育費などのための資産形成も可能です。貯蓄型と呼ばれる生命保険は毎月の保険料が積み立てられていきます。死亡保険の場合、万が一のことがあった場合に死亡保険金を受け取ることができる点は他の死亡保障の生命保険と変わりませんが、一般的に解約時や満期時にそれぞれ解約払戻金、満期保険金としてお金が戻ってくるものがあります。

ただし、貯蓄型といっても契約内容や経過年数によっては解約したときに受け取ることのできる解約払戻金・満期保険金が、累計の払込保険料を下回る可能性があることには注意が必要です。

20代から加入を検討すべき生命保険の種類

生命保険にはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのかわからないという人もいらっしゃるでしょう。以下では、20代から加入を検討すべき生命保険の主な種類について解説します。

病気やケガなどの治療を保障する「医療保険」

医療保険は医療保障に特化した保険で、保障の対象となっている病気やケガをした際に給付金を受け取ることができます。医療保険は、主に定期型と終身型の2種類に分けることができます。定期型は契約期間中のみ保障され、終身型は契約を解約するまで保障が続く保険です。医療保険の中には、死亡保障の特約を付加できるものもあります。

医療費は高額になる場合もあり、特に20代は就職したばかりで収入や貯蓄が安定していない場合が多いため、医療保険で万が一の出費に備えておくことがおすすめです。

がんの治療に特化した「がん保険」

がん保険は、がんと診断された人のみが給付金を受け取れる保険です。ただし、保険の種類や給付条件などによって、給付金を受け取れるタイミングが異なります。給付金を受け取れるタイミングとして、がんと診断されたとき、がんで入院したとき、手術を受けたとき、通院が必要になったとき、放射線治療を受けたときなどが挙げられます。

働けなくなった際の保障を受けられる「就労所得保障保険」

就労所得保障保険は、病気やケガで長期間働けなくなったときに給付金を受け取れる保険です。病気やケガなどで長期間の入院が必要となり、働くことができなかった場合、収入が大きく減少してしまう可能性があります。病気やケガで長期間働けないときには公的保障もありますが、公的保障だけでは足りない場合もあるため、自分自身が受け取ることができる公的保障の内容を考慮し、検討する必要があります。

老後の生活資金を蓄えられる「個人年金保険」

個人年金保険は、保険料を支払った金額に応じて将来、年金を受け取ることができる保険です。年金を受け取り始める年齢は、被保険者自身が契約の際に設定できる仕組みになっています。個人年金保険は、老後の生活資金のために蓄えられるため、公的年金だけでは老後の生活が心配という人にもおすすめです。

20代が毎月支払っている生命保険の保険料の目安

生命保険文化センターの調査結果によると、20代の年間払込保険料は男性が14万7,000円(月間:1万2,250円)、女性は11万4,000円(月間:9,500円)となっています。調査結果より、生命保険に加入している20代の多くは、毎月1万円前後の保険料を支払っていることがわかります。

  • 出典:生命保険文化センター 「令和元年度 生活保障に関する調査」をもとにアフラック作成

ライフスタイル別の生命保険の選び方

生命保険はライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

ここでは、独身、既婚者で子どもあり・なしのライフスタイル別に生命保険を選ぶ方法について解説します。

独身のケース

20代で独身の場合は、まずは医療保険の加入を検討しましょう。とくに、20代は社会人になりたてで十分な貯蓄がない人が多いため、入院や手術などで高額な医療費が発生した場合にすべてを賄えない可能性があります。万が一の病気やケガで働けなくなった場合や、老後の生活資金に備えたい場合は、就労所得保障保険や個人年金保険などにも加入することも検討しましょう。

既婚者で子どもがいないケース

既婚者で家族がパートナーのみの場合は、自分自身が病気やケガをした際の治療費の備えだけではなく、自身に万が一のことがあった際のパートナーの生活費の確保も考えておく必要があります。たとえば、自分が死亡した場合や収入を得られなくなった場合などを考慮すると、医療保険とあわせて死亡保険や就労所得保障保険などの追加を検討しましょう。

また、パートナーが加入している保険の保障内容なども確認し、必要に応じて見直すことが大切です。とくに、女性は妊娠前に加入しておきましょう。妊娠中は保険加入が制限される場合があり、医療保険に加入していれば妊娠や分娩のトラブルに備えておくこともできます。

既婚者で子どもがいるケース

パートナーや子どもがいる場合は、自分自身が病気やケガをした際の治療費の備えだけではなく、万が一に備えて、家族の生活費や養育費を確保できる保険を検討しましょう。たとえば、医療保険、死亡保険や就労所得保障保険、学資保険などの追加も検討しましょう。

まとめ

年齢を重ねるごとに体調に変化を感じる人が増えるため、20代のうちから生命保険を検討し、将来のリスクや万が一に備え、自分のライフスタイルにあった保険を選びましょう。

(2022年1月作成)

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