Social〈社会〉

健康経営の推進/がん・傷病就労支援について

当社は、「生きる」を創るリーディングカンパニーを目指すためには、社員がいきいきと活躍することが不可欠であるという考えのもと、2016年12月に「アフラック健康経営宣言」を制定し、健康経営に積極的に取り組んできました。
2022年3月には、2万社以上の企業の健康ビッグデータを分析して当社社員の健康上の課題や強化領域を特定し、経済産業省の「健康投資管理会計ガイドライン」に基づく“健康経営2024戦略マップ”を定め、「健康経営2024」として、より戦略的な取組みへと発展させています。
また、社員ががんや病気にかかっても安心して自分らしく働けるように、2018年からさまざまな制度や施策を「がん・傷病 就労支援プログラム」として体系化し、支援を強化しています。

健康経営宣言

アフラック生命グループ 健康経営宣言

アフラック生命グループが「『生きる』を創る。」を実現し、社会に必要とされる存在であり続けるためには、それを成し遂げる社員の心身の健康が不可欠です。
アフラック生命グループでは、理念のひとつに「人間尊重」を掲げ、社員を「財産」として位置付けています。この理念のもと、多様な社員が心身ともに健康に生活し、仕事に取り組めるよう、社員の健康増進に積極的に取り組んでいくことを宣言します。

社員の皆さんも、健康が一番大切であることを理解し、家族も含めた健康の維持向上に、積極的に取り組んでください。
社員の皆さんがいきいきと活躍することで、これからも、多くの方々の「『生きる』を創る。」を実現することを目指して、社会に貢献していきます。

健康経営2024戦略マップ

当社が健康経営推進において2024年に達成を目指す目標と、目標実現のための重点活動領域、重要指標のつながりを示したものが「健康経営2024 戦略マップ」です。
「健康経営2024 戦略マップ」では、「身体の健康の向上・維持」「こころの健康の向上・維持」「ヘルスケアエンゲージメント*の向上」という3つの分野で目標を定め、PDCAサイクルを回しています。
各目標値は、健康経営銘柄や厚生労働省が示す「健康日本21」の目標値等をベンチマークに設定しています。

  • *ヘルスケアエンゲージメント:社員が主体的に健康維持・増進に取り組む意欲
社員がいきいきと働く会社を目指す ・健康維持・増進 ・病気になっても安心して働ける 目標 身体の健康の向上・維持 健康年齢 実年齢との差の平均-1.5歳 こころの健康の向上・維持 高ストレス者割合15%未満 ヘルスケアエンゲージメントの向上 健康維持・増進に取り組む意欲40%以上(サーベイで把握) 重点活動領域 適正な生活習慣の維持増進 生活習慣病重症化予防 セルフケアの理解・実践 ラインケアの理解・実践 働き方改善 ヘルスリテラシー向上 職場での理解・実践 がん・傷病・就労支援 重要指標 プレゼンティーイズム/アブセンティーイズム 運動習慣の良好者割合 飲酒の良好者割合 喫煙者割合 睡眠の良好者割合 食事の良好者割合 治療放置群の社員割合 BMI(適正体重者割合) アンコントロール群の社員割合 メンタルのセルフケア理解度 高ストレス職場率 ワークエンゲージメント メンタルのラインケア理解度 メンタル起因の傷病欠勤・休職者 メンタル起因の離職率 平均超過残業時間 有給休暇消化率 ヘルスリテラシーの高い社員割合 健康増進イベントへのチーム参加社員割合 健康増進イベントの参加率 「病気になっても安心して働ける」アンケート結果 「がん・傷病就労支援」必要性の理解度 当面主に注力すべき指標 現状維持を目指す指標

健康経営の推進体制

推進体制図
人財マネジメント政策委員会*(委員長:代表取締役社長) *役員以上で構成 健康経営推進コミッティ 委員長(人財マネジメント戦略担当役員) 副委員長(人材戦略第二部長) 事務局(健康推進室・健保組合) 健康経営推進者(部門代表) ウェルネスリーダー*(各部署) *各部署での健康経営施策推進担当者 衛生委員会

当社の健康経営は、人財マネジメント戦略担当役員を委員長とした「健康経営推進コミッティ」において、各部門の部長をメンバーに、各部門ごとの状況や課題の相互共有、健康経営の全社的な推進方針や施策の企画・実施に関する議論を定期的に行い、部門の課題に合った取り組みを進めています。また、各部署での取り組みは、「ウェルネスリーダー」を中心に年間を通じて推進しています。
これらの取り組みは、代表取締役社長が委員長となる「人財マネジメント政策委員会」でのモニタリングのもと推進しています。

主な取り組み